
大切なシーンズに穴が開いたら・・・当て布(接着芯)とミシンを使って補修してみよう。
2016/07/22
筆者あんじ、15年履いているジーンズの補修にチャレンジ!
お気に入りの服とはなるべく長く付き合っていきたいものです。
筆者愛用のこのジーンズはもともと穴が開いているデザインではあるのですが、穴もかなり広がり、糸もほつれ気味。
生地もだいぶ擦れてきていて、簡単にビリっといってしまいそうです。
そこで一念発起し、自分(と洋裁好きの母で)補修することにしました。
接着芯を用いたジーンズの補修方法(監修:筆者と筆者の母)
1.接着芯を用意する。
まず、接着芯というものを購入してきました。数百円で買えるはずです。
ホームセンターや手芸、洋裁店にあります。
これはアイロンで熱を当てると布に接着される当て布のようなものです。
2.接着芯をシーンズの裏側から貼る→あとはひたすら縫う。
下の写真のようにジーンズの裏側から大きめに穴を塞ぐように接着芯をアイロンで貼り付けます。
(写真は穴以外にも少し摩り切れ気味の部分を補強する意味で、かなり広めに貼りました)
また、写真の一番上の穴に関しては単純に縫うだけでは穴がふさがらないので、ダミーの横糸を何本も重ねてから接着芯を貼りました。
で、筆者が一人でできるのはここまでで、あとは母に教わりつつ・・・(ほとんど横で見てるだけ)
接着芯は時間が経てば、端っこから剥がれていってしまいます。
そこで、接着芯の周りを「表側に糸があまり出てこないタイプの縫い方」で縫います。
(おそらくこれは千鳥がけという縫い方だと思います。)
さらに穴が開いている部分はミシンで「たたき縫い」という縫い方をするのが理想だそうですが、
母曰く、めんどくさいということで「かなりラフな」たたき縫い=ジグザク縫いを施してくれました。お母さんごめんなさい。
そんなこんなで、完成。
完成品です。
まず、接着芯の周りを縫ってあるはずの糸はほとんど見えません。
たたき縫い、というかジグザグ縫いに関しては写真だと少し目立つ気はしますが、実際はなかなか気付かないものです。
たたき縫いをしっかりすれば、より目立たなくなると思います。
もちろん、肝心の強度はバッチリです。
糸は明るめのグレーを使ったのですが、もう少し選考の余地があったかも。暗めのグレーの方が良かったかなぁ・・・。
これで無意識のうちに穴に指を入れちゃうこともありません!
洋裁は見た目以上に難しいですね。今回は私も少しだけ縫いましたが、かなり時間がかかりました。
でも慣れれば楽しそうだし、服の補修ができれば経済的にも浮きますね!
来年の母の日にはミシンでも贈ってみようかな・・・。
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